人生はあきらめるとうまくいく ひろさちや

この本の中にこんなインドの民話が載っています。

ある男は牛を99頭持っていました。なんとか100頭にしたいと思っていました。

そして、男の幼馴染は1頭の牛を持っていました。

男は幼馴染に、生活が困窮していて困っていると、嘘をついて牛を譲ってくれと頼みます。

幼馴染は、一頭の牛がいなくても女房と力を合わせれば大丈夫だからと言って、男にたった一頭の牛を譲ります。

牛が100頭になった男は一晩は満足でしょう。しかし、翌日からは200頭をめざすでしょう。そのためには嘘でもなんでもするのかもしれません。

牛がいなくなった幼馴染は、生活が困窮していると言っていたかつての友人を助けたという誇りを持ち続けます。それは一晩のことでしょうか。多分、もっと長いですね。

生き方のあるべき姿は一晩ではなくなりませんよね。つかの間の喜びと、生きる姿勢としての一生の喜びどちらを取るべきなのでしょう。

あきらめると言うのは、かけがえのないように見える、一頭の牛を手放すことです。100、200、300と頑張り続けることをあきらめることなのでしょう。

あきらめる、頑張らないと言うのは、本当の幸せは何かというのを考え、それにフォーカスすることなのでしょう。意味なく善人ぶって早死にしたり、体を壊したりするより、本当の幸福にフォーカスすることが大事、と読める部分があったりします。

あきらめる、というのはネガティブなようで、賢く生きることですね。本当の幸せは何かを考えて生きていくということなのでしょうね。

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Posted by Lake