ライフパッキング 未来を生きるためのモノと知恵 高城剛

この本は所有物の99%を処分して残った1%の生活必需品として手元にある著者の選び抜いた品々を紹介することで著者の物へのこだわりや考え方を知ることができる本です。

この本は60畳をこえる床面積を有する著者の自宅から1000箱以上の段ボールを用いて捨て去った末に残った、筆者が考える必需品、本当に思い入れがあって必要なものは何だったかを知ることができる本です。

普通何かを捨てる時には当然ごみは捨てますが、手元に残るのは、使用価値があったり、ブランド品だったり、市場価値などを基準に考えると思います。

しかし、99%捨てるとなるとそうではなくいかに思い入れがあって、本当に必要なのかという観点から絞り込まれていくのだそうです。

そしてそのような観点で残った著者のこだわりの品々と、なぜ選ばれたかという理由も書いてあり、それは著者の豊富な海外経験や広い知識に基づいた納得の理由があるのだとわかります。

そうやって絞り込まれていくと、数か月の外出でもほとんど荷物がない状態までに追求されていきます。ほとんどストイックとも呼べるほどなので、感動すら覚えます。面白い本なのでぜひお手に取ってみてください。

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