すぐに気分一新「一行リフレッシュ術 西多昌規」

一行なら疲れていても読めるはず

この本は、様々なリフレッシュ術を通勤時、起床時など様々な場面を想定して、一行の表現で提案し、サクサク読み進められる、手軽なリフレッシュ術に関する本です。

本当に疲れているときには、ユングの心理学に関する大著を読めるでしょうか。

やっぱり読めないですよね。心が疲れているときに、そのような大部の本を読むのはしんどいものです。

本当に疲れているときに、そして、その置かれている状況に合わせてすぐ使える本として、本書はおすすめです。

疲れている時は他人と比べないこと

起床時に「疲れている?」と自分に問いかける。

やってみるとそのうち慣れてきて疲れている状態から脱することもあるでしょうが、自分の疲労度合いに気が付かないで頑張りすぎて燃え尽きてしまうこともあるでしょう。そのようなことを予防する効果がありそうです。

通勤時には「朝から元気な人と自分を比較しない」。

これは、やたら元気な人もいて、元気に挨拶する人もいますが、元気に挨拶できない自分を責めるのはやめたほうがいいですよね。

それなりにできればよしとしましょう。人と比較して自分を責めるのはよくないものです。

自分なりにできていればオーケーとしましょう。

仕事中は「トイレやお茶で上手にブレイク」。

トイレやお茶は緊急避難先として、そしてルーティン的に定期的に休憩する場所として、自分の居心地の良いひと時として確保しておきたいものです。

一行だからすぐできるし、すぐに取り出せる。

このように、様々なシチュエーションですぐに使えるリフレッシュ術が満載です。

仕事中に電子書籍や電子メモでちらっと確認するだけでも思い出せるツールになるでしょう。

お手元にお守り代わりに置いておきたい一冊です。

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