著者はシンガポール出身の方で、大手広告代理店でマーケティング経験を積み、外資系のコンサルタントを経験し、メディアに関する研究所の主宰者である方です。
メディアに関する詳細な分析を展開している本
本書はテレビVSネット、マスメディアVSネットというように、ネットを軸にして既存のマスメディアとを比較していきます。
私はブログの中で広告を載せたりする部分もあるので、多少興味を持って読めましたが、やはり専門的な内容で、新書の本ではあるものの、メディア系の仕事をされている方、広告の仕事をされている方に向けた本である気がしました。
ホームページ運営やブログ運営者にも参考になるはず
ユーチューバーやブロガー、企業ホームページ管理者の方で、広告を管理している方も多いでしょう。そのような方には興味を持って読んでもらえるのではないでしょうか。そして、やはり広告代理店のような専門職業家の方にはきっと参考になるはずです。
「これからはネットがどんどん来る」、のような短絡的な結論にはなっていないというのが本書です。緻密な分析によって、それぞれのメディアの特徴を分析しているので、読んでみるといいでしょう。