
犬と子供が織りなす「お金のお話」
今回ご紹介するのは「マネーという名の犬 ボード・シェーファー 村上世彰=監修」です。この本はマネーという名の犬とその飼い主の子供とのやり取りを通じて、お金との付き合い方を学べる、子供から大人にまでおすすめできるお金の教養本です。
この本の監修者である村上氏は小学生のころから株式投資を始めていたそうです。お金を稼ぐよりは、お金との付き合い方を身に着けることが最初のうちは大事なのだと本書にはあります。
身につけたいお金の教養の数々
例えば、何かしたい夢があるならそれを絵や写真などにして目に見えるところに飾ることが大事で、何か成功したなら、それを成功日記として成功パターンや目標を常日頃脳裏に叩き込むことが大事だそうです。
また、貯金をすること。貯金以外にも生活費の急増に備えた現金も取っておくべきだそうです。
そして、投資信託などの金融商品に対する正しい知識を身に着けるべきだそうです。
みんなにわかりやすい「お金の教養」物語
このように本書では物語風に子供とマネーという名前を付けられた犬との交流を通じて学べます。すこし不思議な世界観の物語です。そのストーリを追っていくだけですんなりとお金に関する教養が身に付く、大変読みやすい本です。親子で一緒に読める本だと思います。親子の話題作りの一助となる本でしょう。