世界一やさしい問題解決の授業 渡辺健介

「問題解決能力」とは、自分で考え、決断し、行動する能力です。この能力を高めることで、夢や目標を達成する可能性が向上します。

そんな問題解決能力を向上させてくれるこの本は中学生バンド「きのこラバーズ」が登場するコミカルなイラストがかわいらしい絵本のようなです。大変読みやすいです。

問題解決の方法として、以下のステップが紹介されています:

1. 問題の原因を特定し、仮説を立て、解決策を考える。

2. アイデアをたくさん出す。

3. 目標を設定し、現状との差を明確にする。

4. 選択肢を洗い出す。

5. それを実行する。

これらの思考法は一般的に「ロジカルシンキング」と呼ばれ、物事を整理し、矛盾のない論理的思考を促進する方法です。

問題を解決する能力って、すごく大事ですよね。

問題が出てきたときに、ちゃんと考えて、計画をたてて、行動する力。

これを身につけると、自分の夢や目標を叶えるチャンスがぐんと上がりますよね。

この本を読んで夢を叶えていきましょう。

「脳にいいこと」だけをやりなさい! マーシー・シャイモフ (著), 茂木 健一郎 (翻訳)

生きることは何かと聞かれても、即答できない人もいるでしょう。

回答の一つに「幸せになること」というのはありうる答えですね。

幸福にはDNAが半分ほどかかわっていることは以前紹介した 「ハッピークエスト」 という本でご紹介しました。

しかし、その本では残りの半分ほどは環境や習慣で幸福になれるのだと書いてありました。

今回は脳科学の観点から幸せになれる習慣や脳の使い方について解説した本です。

脳科学で幸福を考える

読者は、この本を読むことで、脳にとって何が良くて、どのような効果があるのか理解できます。

例えば、砂糖を控える。佐藤には強い習慣性があり、摂りすぎるとだるくなってしまい、脳内のバランスを崩すことがあるそうです

そして、悲観的になりすぎず、ポジティブシンキングを心掛けるべきです。

ポジティブシンキングをすることで、脳内にアルファー波が現れたり、大脳新皮質の活動が活発になります。

また、感謝することを心掛けましょう。「幸せだから感謝するのではないのです。感謝するから幸せになる」からです。

脳にいいことをすれば、幸せになれる

この本は、脳にとって良いことは何で、それをするととてもポジティブで楽しい生活を過ごせるということを解説している本です。

この本を読むことで、脳にとって効率的で、幸福につながる生活習慣について理解できます。

まずはこの本を読んでいただき、一つでも幸せになれる習慣を実行してみてください。 

ピンチをチャンスに変える51の質問 本田 健

質問にはすごい力がある

質問には、時に気づきを与えてくれる不思議な力があります。子供の素朴な質問にハッとしたことはありませんか。

今回は、そんな質問のすばらしい力がふんだんにちりばめられた本をご紹介します。

この本をペラペラとめくってみて、気になる質問が書いてあるページにあることを読んでから、自ら自問自答することで、新たな発想が得られます。

この本はクリエイティブな質問を自らに投げかけることで、ピンチをチャンスに自らの力で変えられる本です。

テンポの良い構成と、絶妙な質問の数々

本の構成は質問の項目と、解説で2ページほどで成り立っています。テンポよく読み進められ、その中で気になるものを見つけることができるはずです。

例えば、「いったい何を恐れているのだろう」。

これは、自分が気づかないうちに批判などをおそれていることに気づける質問です。

そして、「次はどのドアが開くだろう」。

この質問は、自分に出口がない、閉塞感に陥っているときに投げかけたい言葉です。きっと突破口が見つかるはずです。

また、「許してあげられる相手とは」。

あえて許すことを積極的に行うことで、人間関係の問題が解決していきます。

自分で自分のコーチになってみよう

このように、質問の力を使って、自らをクリエイティブな状態にすることができる、便利な本です。

ちょっとお風呂の中や、トイレの中などのスキマ時間にペラペラめくるだけでも新たな着想が得られるはずですよ。

すこし今ある状況から冷静になって、自らに何か質問してみてください。

すると、我に返ったような感覚になるのではないでしょうか?

自らのコーチになれるのが、この本です。いいと思いませんか?ぜひ手に取ってみてください。

以前コーチングについての本も記事にしました。参考までにご覧ください。

心を開いて問題解決「新コーチングが人を活かす 鈴木義幸」

図解 一分間セルフコーチング 自分を変える35の方法 高畑好秀