世界一やさしい問題解決の授業 渡辺健介

「問題解決能力」とは、自分で考え、決断し、行動する能力です。この能力を高めることで、夢や目標を達成する可能性が向上します。

そんな問題解決能力を向上させてくれるこの本は中学生バンド「きのこラバーズ」が登場するコミカルなイラストがかわいらしい絵本のようなです。大変読みやすいです。

問題解決の方法として、以下のステップが紹介されています:

1. 問題の原因を特定し、仮説を立て、解決策を考える。

2. アイデアをたくさん出す。

3. 目標を設定し、現状との差を明確にする。

4. 選択肢を洗い出す。

5. それを実行する。

これらの思考法は一般的に「ロジカルシンキング」と呼ばれ、物事を整理し、矛盾のない論理的思考を促進する方法です。

問題を解決する能力って、すごく大事ですよね。

問題が出てきたときに、ちゃんと考えて、計画をたてて、行動する力。

これを身につけると、自分の夢や目標を叶えるチャンスがぐんと上がりますよね。

この本を読んで夢を叶えていきましょう。

常識にとらわれない100の講義 森 博嗣

有名小説家、森博嗣さんの本

森博嗣さんをご存じでしょうか。「すべてがFになる」という小説は有名ですね。スカイ・クロラという作品は映画にもなりました。工学博士の方で、理系の人ですが、小説家なのはすごいですね。

今回は、小説家を目指す方や、小説が好きな方におススメの、有名小説家が書いた本をご紹介します。

この本のメリットは、まず小説家である筆者のファンなら知りたいであろう、筆者の考え方、小説家とはどんなことを考えるのかということがわかる点です。

この本は、常識にとらわれない発想の大事さを教えてくれる、小説家である筆者のエッセイであると同時に講義のようなエッセイです。

鋭いインスピレーションが生んだ講義の数々

この本の構成は、筆者が普段からメモしていた短い文章に対して、説明書きをつける、という構成で成り立っています。

たとえば「海外の小説を読まない人が多い。グローバル化の反対である。」とか、「値段というのは、売るほうが決めるものである」、「わかった振りをする人と、わからない振りをする人がいる。」などのように、各項目は短文を冒頭に掲げることで成り立っています。

そのうしろに説明や解説がつく、という講義形式のエッセイになっています。

固くなった脳みそを解きほぐしてくれる内容

この冒頭の短文がなかなかよいです。森博嗣さんの独特の発想力に基づく文章に、だんだんと固くなった脳みそがほぐされていくことでしょう。

ちょっと発想力が乏しくなってしまったかなという一般の方だけでなく、小説家のような、クリエイティブな文章を書く方にも、発想の展開を参考にするという意味で役立つでしょう。

この本はファンの方や、小説家を目指している方には、筆者の世界観を知るのによい本です。ぜひ手に取ってみてください。

超発想力 DaiGo

柔軟な発想力は問題解決力につながる

単調な日々の繰り返しで、退屈さを感じてしまうことはないでしょうか。時には、クリエイティブな思考の持ち主になりたいと思いませんか。クリエイティブな発想力がないと、柔軟性のない石頭な人になってしまいますよね。

クリエイティブな発想は誰にでも必要です。例えば、問題が起きた時に、機転を効かせて解決する能力をつけるためにも、発想力を磨くべきです。

発想力が高まるとクリエイティブになって、幸福度やストレス耐性も高まることが知られています。

超発想力は思いつきを形にするスキルをまとめた本

超発想力は思いつきを形にするスキルがわかりやすくまとめられた本です。

科学的根拠に基づいた、実行可能なスキルがたくさん掲載されています。例えばこんなテクニックが掲載されています。

  • 別人のふりをするとアイデアが溢れ出す。
  • しかめっ面で楽しいことを考えると想像力がアップ。
  • あえて単調な作業をする。

超発想力を読んで幸福度やストレス耐性を上げていこう

このように、超発想力は思いつきを形にするスキルがわかりやすくまとめられた本です。

発想力が高まるとクリエイティブになって、幸福度やストレス耐性も高まりますから、一読の価値はありますよ。

例えば、しかめっ面で楽しいことを考えるのは、すぐにできそうですね。

でも、誰かに見られると、なんだか変な顔をしているねと、心配されるかもしれません(笑)。なのでお風呂の中などが良いでしょう。ぜひ試してみてください。