脳の再起動(リブート)スイッチ~アタマを休め、切り替えに効くマインドフルネス入門 久賀谷 亮

休んでも、なんだか疲れが取れない?

ゴールデンウィークの大型連休で、たくさん休める人もいますね。なのに、なんだか疲れが取れていないという方はいませんか。

今回ご紹介するのは、読むだけで手軽に取り組める、科学的マインドフルネス発想に基づく本です。

「脳の再起動スイッチ」は科学的マインドフルネスが学べる本

本書を読めば、移動中も、休憩中でも手軽にストレス解消できます。

本書は不安などの悪感情を上手に取り扱えるようになれる、科学的瞑想法を解説した本です。

ストレスや悪感情にとらわれず、外在化して、うまく付き合えるようになれる瞑想手法が解説されています。

手軽に取り組める瞑想手法の数々

例えば不安に「不安君」と名前をつけて、客観視することで、不安に捉われなくなります。

また、今あるものだけをみて、ないものを求める気持ちを抑える方法を解説。

そして、呼吸を使って瞑想をし、ストレスを軽減する方法も。

このように、本書はイライラなどの悪感情を上手に取り扱えるようになれる、マインドフルネス瞑想法を解説した本です。

読めばカンタンに始められるストレス解消手法

本書を読めば、いつでもどこでもカンタンにストレスが解消できます。

もし気になったなら、本書「脳の再起動(リブート)スイッチ~アタマを休め、切り替えに効くマインドフルネス入門」を購入してみましょう。

そして、すぐに始められる瞑想の数々を、お風呂の中などで活用してみてください。

心を休める習慣 植西聰

この本は休息をとることの必要性、心を休ませるための様々な方法を解説しています。

著者は資生堂に勤務し、独立後産業カウンセラーを取得された方です。働く人のカウンセリングをするスキルをお持ちの方なので、本書は疲れた方に語りかけるような優しい文体で構成されています。

本書で「休む」は重要ワードで、とにかく、少しでいいから休むことが重要なのだそうです。50分働いたら少しでいいから休むなど、休憩を入れないと作業効率はかえって落ち、長い人生であるからには、休みながら、計画的に人生を歩んでいくことが肝要なのだそうです。

さまざまな休むための具体的なやり方が書かれています。ヒーリングミュージックを聞く、ぼんやりしてみる、勝ち負けにこだわらず譲っていくなど、心に優しい生活習慣、心がけについて解説しています。

その中で私が気になったのは「自分の中の主人公に語りかける」というものです。「主人公」という言葉は、もともと禅の言葉とのこと。「主人公よ」と禅僧は自らに問いかける、そして、禅僧は禅的答えを得るのだそうです。つまり、心に問いかける、心はどんな状態なのか確認することは、心を休める必要があるか気づくための第一歩だと思えました。

本書はビジネスマンに限らず、進路に悩む学生、人間関係に悩む方、さまざまな問題に悩んでいる方、あるいは、単に作業効率を上げたい方など広くおすすめできます。

ずぼら瞑想 川野泰周

瞑想でストレス解消

この本は、脳の疲労を取る、ストレスを解消するといった観点から、簡単にできる瞑想の方法を紹介した本です。

疲労回復、ストレス解消に役立つツールとしての瞑想の方法がいろいろ書かれています。

様々な瞑想手法

いろいろな瞑想手法があります。

  • 呼吸を数える
  • ボディスキャン(イメージ上で、体の状態を上から、下から確認していく)
  • 「ぬいぐるみをお腹にのせる」
  • 「川で小石を投げる」
  • 「懐かしい母校を訪ねる」

オフィスの休み時間に取り入れてみよう

あまり難しくなく、短時間で取り組めるものもあり、オフィスにいる時にも使えるものもあるので、疲れた時の気分転換などに使えると思います。