1分で話せ 伊藤 羊一

1分で話せを読めば、ビジネスコミュニケーションがスムーズになる

ふだん仕事をしていて、なかなか相手に思ったことが伝わらなかったり、伝達ミスが起きたりしたことはありませんか?

ビジネスコミュニケーションは雑談とは違って、ロジカルに的確に話す必要があります。

相手に思っていることが伝えられると、コミュニケーションがスムーズになるのです。

そして、自分の思っている方向に相手が動いてくれます。

「1分で話せ」を読めば、自分の言いたいことがはっきり相手に伝えることが可能です。

短く、論理的に話そう

複数の根拠をあげて、主張に裏付けをもたせましょう。

いろいろプロセスを話したり、気を遣ったりしていると伝わりづらくなります。

相手に言いたいことのイメージを伝えるように話しましょう。

1分で話せを読んで、ビジネスコミュニケーションスキルに磨きをかけよう

このように、「1分で話せ」を読めば、自分の主張が相手にキチンと伝わります。

コミュニケーションがスムーズだと、お互いミスがなくなり、ストレスも減りますね。相手も仕事がしやすくなるはずです。

ぜひ「1分で話せ」を買って、ちょっとだけでも、本書の知識をビジネスで実践してみましょう。

「超雑談力」五百田 達成

「超雑談力」を読めば、雑談が得意になれる

春になって新社会人になった人は、新しい職場環境にそろそろ慣れた頃でしょうか。それともまだ人間関係に苦労している人もいるかもしれませんね。

そうですね。なかなか初対面の人と話すのは難しいものです。

しかし、この本を読めば雑談が得意になれます。

雑談が普通の会話より繊細であることがわかり、雑談特有のルールがはっきり区別できる本です。

雑談と普通の会話の違いが○×式でわかる

本書は雑談と会話の違いを○×でわかりやすく例示しています。

例えば、雑談は自分の話の面白さを披露するものではなく、会話のリレーを続けるものです。

そして、相手を否定したり、情報を引き出すのではなく、一緒に共感して肯定していきます。

雑談の目的は人間関係の構築にあるからです。共感していくことで相手に心を開いてもらう必要があります。

意外かもしれませんが、初対面のあいさつは「はじめまして」ではなく、「こんにちは」なのだそうです。

「はじめまして」では少し堅苦しいからです。ついでに名前も名乗りましょう。

「超雑談力」を読んで、周りの人と良い人間関係を作ろう

このように、この本を読めば雑談特有のルールがわかります。

きっと初対面の人間関係でも、円滑に会話できるはずです。

まずこの本、「超雑談力」を買ってみましょう。そして、ちょっと周りの人で試してみたらどうでしょうか。人間関係がきっと好転するはずですよ。

心を開いて問題解決「新コーチングが人を活かす 鈴木義幸」

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コーチングの入門書として読める本

この本はコーチングについて、その入門的な内容をまとめた本です。

大事なことは相手の心を開くこと

例えば「なぜ」と聞くのではなく「なに」と問いかけるのだそうです。

「なぜそんなことしたんですか?」は、攻撃的に聞こえますよね。

「なにがそうさせたのですか?」であれば、相手の警戒は下がるでしょう。答えを引き出しやすいのではないでしょうか?

そして、相手の上にも下にも立ってはならないのだそうです。上に立っても、下に立っても心は開かれず、警戒されてしまいます。同じ目線で問いかけることで、心を開いてくれるのだそうです。

フラットな心に効果的な質問をする

「究極の質問」という言葉が本書には登場します。

「あと一時間でこの仕事を終わらせるにはどうしますか?」

「人生が今日で終わるとしたら、何をしますか?」

このように、ギリギリの状態に置かれたときに人間の視野は広がり、新しい発想が生まれるのだそうです。それは、フラットで、開かれた状態の心に問いかける必要があるわけですね。

感想

コーチングというのは、言葉としては聞いていたものの、実際はどのようなものかあまりわかりませんでした。

この本に読んで、相手の心をフラットにして、効果的な質問を投げかけることで、質問された人が自分自身で解決法を導き出すのがコーチングなのかもしれないと思いました。

これは、親子関係、例えば子供の悩みを親が解決したり、夫婦関係の悩みを解決するなどの、生活の問題を解決するのにも役立つかもしれません。

多くの人におすすめできる本だと思います。