地味な起業ならフツーの私たちにもできるかも?
この本は、普通の会社員でも働きながらできる、「地味な起業」を提案している本です。
地味な起業とは
逆に言うと派手な起業とはなんだろう、ということなのですが、いわゆる起業って派手なイメージがあるのではないでしょうか?
夢をかなえる、好きなことをやる、SNSでインフルエンサー、多額の資金を調達する…
これって、普通の人にはなかなか無理ではないでしょうか?
本書は、普通の人でもできる。「地味な起業」を提示しているわけです。
それは、やりたいことは特にないけど、会社で働きながら、自分のビジネスで手堅くコツコツ稼ぎたい。そんな思いを抱いている多くの人にピッタリの本です。
地味な起業の具体例
例えば、本書では「誰かの代わりにセミナーに出席して、レポートにまとめてあげる」、「ラインでクレーム対応を代行する」などがあります。
確かに、ほとんど元手もいらないし、時間と手間さえかければできそうですね。
どのようなプラットホームを利用すればいいかなども紹介されていて、本書を読めば実際に実行できそうです。
タイプ別のオススメの起業タイプも紹介されています。
感想)地味だけど、実はそれってすごいんじゃないの?
僕が思ったのは、筆者がかなり有能な方で、行動力があって、地味とされているそれらの仕事って、普通の人でも結構やってみると難しいのかもなとも思いました。
しかし、クラウドファンディングで自らの作った新奇的な商品で資金調達、みたいな相当ハードルの高いことをしているわけではないので、それが一般的な起業よりはハードルが低いことは納得できました。
派手なイメージの「起業」を、私たちの日常の世界に橋渡ししてくれる本
起業ってやはり大変なんでしょうけど、皆がそれぞれの経験をしていて、それってスキルとして販売できる世の中になりつつあるので、スキル販売自体、もはやプチ起業ともいえるでしょう。
すると、筆者が提案していることは、起業はハードルが高いと思っている私たちに、起業への橋渡しになっているのでしょうね。
とてもためになる本ですので、ぜひ読んでみてください。