世界一やさしい問題解決の授業 渡辺健介

「問題解決能力」とは、自分で考え、決断し、行動する能力です。この能力を高めることで、夢や目標を達成する可能性が向上します。

そんな問題解決能力を向上させてくれるこの本は中学生バンド「きのこラバーズ」が登場するコミカルなイラストがかわいらしい絵本のようなです。大変読みやすいです。

問題解決の方法として、以下のステップが紹介されています:

1. 問題の原因を特定し、仮説を立て、解決策を考える。

2. アイデアをたくさん出す。

3. 目標を設定し、現状との差を明確にする。

4. 選択肢を洗い出す。

5. それを実行する。

これらの思考法は一般的に「ロジカルシンキング」と呼ばれ、物事を整理し、矛盾のない論理的思考を促進する方法です。

問題を解決する能力って、すごく大事ですよね。

問題が出てきたときに、ちゃんと考えて、計画をたてて、行動する力。

これを身につけると、自分の夢や目標を叶えるチャンスがぐんと上がりますよね。

この本を読んで夢を叶えていきましょう。

鬼速PDCA  冨田 和成

夢を実現できるPDCAの本

将来叶えたい夢はありますか?目標への道のりは長く困難ですか?
目標達成や問題解決には様々なツールがあります。マインドマップやロジックツリーなどもそうでしょう。ですがやはり一番便利なツールはPDCAですよね。
今回は PDCA をテーマにした本をご紹介したいと思います。
この本を読めば、読者はPDCAをする上でのコツが学べたり、スピードアップができるようになります。

PDCAで夢を鬼速で叶える

著者は野村證券に入社した後、株式会社zuuを設立し、代表取締役に就任した人です。設立後約5年で東京証券取引所マザーズ市場に上場しています。
非常に早いスピードです。

PDCAの手順とは


本書によれば、PDCAにはまず、現状と理想のギャップを認識することが大事なのだそうです。
そして、目標を達成すべき仮説を立てます。そして数値的な目標を設定します。
このようなPDCAサイクルができたら、更にそれを実行するための複数の小さなODCAを考えていきます。
このように、PDCAをスピード感を持って、手際よく回していければ、目標達成までのスピードも上がっていくでしょう。

PDCAで人生をうまく回していける


PDCAは仕事だけでなく、生活や、人生設計にも活かせそうです。
ぜひお手にとって見て、実際にやってみましょう。図解版もあり、大変読みやすい本ですよ。

問題解決大全 読書猿

悩み事はありませんか。誰でも頭のどこかには抱えている問題があるはず。

そんな私たちに便利なツールとも言える本をご紹介したいと思います。

この本は、問題解決をテーマに、37の手法を取り上げて解説している本です。

著者はアイデア大全を書いた方です。本書では問題解決をテーマにしています。

問題解決の二大タイプ

問題解決には大きく分けて二つに分けられるとあります。

一つは問題解決とは問題、つまり目標と現状とのギャップであるとして、問題解決を客観的にとらえて解決する方法。

もう一つは問題の中に解決者が因果として含まれていて、悪循環に陥っている因果関係のループを大きく揺さぶることで解決を図る方法があるとされています。

問題を客観視する

問題を客観的に捉えるやり方として、ロジック・ツリーというものがあります。

ロジック・ツリーとはある問題に対して、複数の答えを書く。

そして、その答えをさらに疑問に変えて、複数の答えを書くわけです。

これを繰り返すと結論が得られるというものです。

全体像はまるで木のように見えます。

問題に囚われている自己を解き放つ

問題全体を揺さぶってみるやり方として、「問題への相談」があります。

問題への相談とは、問題に苦しめられている当事者としての主人公が、問題を擬人化して仮想インタヴューを行うというものです。

つまり、「問題さん、この問題の一番重要なことは何ですか?」と、問題を擬人化します。

すると、自分が問題そのものにとらわれている状況から出ることができます。

客観的に物事が見えるようになるわけです。

アイデア大全もオススメ

アイデア大全も見やすく、わかりやすかったのですが、本書も明解な体裁で、ツールとしてすぐに用いることができる、大変便利な本です。

ぜひお手に取ってみてください。