この本は幸福を感じるための方法を心理学的に解説した本です。
私を含めて多くの方々は幸福の時といえば家族と過ごす余暇の時間や芸術やスポーツなどをしている時と思っていることだと思います。しかし、この本によれば仕事をしている時にも幸福を感じることはできるし、そのための条件を解説しています。
フローとは何だろう?
- 困難ではあるが自分が主体的に物事をコントロールしているという感覚を持っている状況
- 不安すぎず、退屈でもなく、能力をフルに発揮できる対象に向き合っている状態
仕事にフロー体験を活かす
- ゲームや芸術のような自己成長や達成感を得られる内容に仕事を修正していく
- 仕事の目的が他者の目的だけに捧げられたものだとすると、やる気が減退してしまうので、自分も成長できる内容にする。
このように自己の成長につながる、ゲーム性のある仕事なら達成感もあって楽しそうです。
ならば今やっている仕事をどうやったらこのようなものに変えていけるかと自らに問いかけることで、仕事はフロー体験を得られる、幸福感を与えてくれる存在に変わっていくのでしょう。