高速仕事術 上岡正明

高速仕事術とは、改善を通じて仕事力を高速にアップしていくメソッド

普通の仕事の流れは、まず、網羅的にインプットしてから、失敗はないだろうと確信した上でアウトプットしていくものですよね。

ここでいうインプットとは、知識の仕入れ、記憶のことです。

そして、アウトプットとは、知識をもとに実際に問題解決をすることをいいます。

高速仕事術でも、やはりまずインプットをします。

しかし、インプットはそこそこで、着手可能な時点でアウトプットに入ります。

すると、小さな失敗はあるかもしれません。しかし、その失敗を前提としているのです。

失敗から得られた反省から改善をすることで、高速で仕事力が向上するメソッドです。

これを筆者はIOKサイクルと呼んでいます。

最初に小さく失敗することを想定しておくことで、アウトプットからのフィードバックが早くなるわけですね。

高速でゴールに向かうために、目標を設定する。

仮想ライバルを設定することで、自分の仕事の目標ができます。

また、手書きの手帳に目標までに日数を設定します。何月何日までに〇〇を達成する、というようにします。

ノートに目標や夢を書くと良いというのは様々な本で言われていることです。

仕事を加速するために様々なテクニックをつける

仕事のスピードを上げるために様々なテクニックを本書では実践しています。

例えば、ポモドーロテクニック。90分仕事をしたら20分休む。これを3回行うことで仕事の集中力が増します。

行動力を上げるために判断するまでの時間を5秒にするといいます。迷わず実行する。失敗を恐れず行動力をあげていくわけです。

そして、デスクには座らない。常にかかとを上げていく、ユーチューブは2倍速で見る、ストップウォッチを使って、作業に制限時間を設けて集中力を上げる、など、テクニックが満載です。

様々な仕事術の集大成ともいうべき本

この本にはテクニックが多く満載されています。そして、本を結構読んでいる方の私からすると、いろいろな本から影響を受けた方なんだな、と思える本でした。

様々な有益な本をベストミックスした本で、実にうまくまとめ上げていると思いました。

実際にやってみるといいですね。そして、ちょっと失敗して、すぐに改善していく。

私達なりの改善で、私達自身の高速仕事術を作れたら良いと思える本でした。

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